2011年7月7日木曜日

キムチの寄生虫、有鉤条虫に巣食われた脳


【事例】
  • 神奈川県在住、21歳女性。
  • 焼き肉が好きでよく食べるが、生肉は食べない。
  • キムチが好きで、韓国産のキムチ漬けを購入し常食していた。
  • 1ヶ月前から感冒様症状があり、左上肢のしびれと右上肢の筋力低下を感じ来院。
  • 頭部CTスキャンでは脳内に計1~2cmの腫瘤陰影が、血液検査では好酸球の増多が認められた。
  • このため、寄生虫症を疑って抗体検査を行ったところ有鉤条虫に対する反応が陽性であった。


有鈎嚢虫
  • 成虫である有鈎条虫は広く世界に分布し、本症は、主に有鈎条虫卵の付着した食品の摂食により感染し、各種臓器に有鈎嚢虫の腫瘤を形成する。
  • 症状は重篤で、嚢虫が脳、脊髄または眼球に寄生すると痙攣、意識障害、麻痺、精神障害などを起こすことがある。
  • 近年、輸入キムチが原因として疑われれている報告がある。












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